今話題のホストさんを紹介する本シリーズ。
今回は大阪ミナミにある『TOP1ONE』の桜咲岳店長にインタビューを行いました!
学費を稼ぐ目的で、ホストの世界に足を踏み入れた桜咲岳店長。
6年のキャリアで、指名本数グループトップや1,000万円以上の売上達成、店長昇格など輝かしい成績を残しています。
今回のインタビューでは、店長にまで出世できた理由や仕事術、今後の展望などを語っていただきました。
桜咲岳店長が在籍する『TOP1ONE』で働いてみたい方、桜咲岳店長の仕事術を参考にしたい方はぜひ読んでみてくださいね!
■プロフィール |
源氏名:桜咲岳 役職:店長 ホスト歴:6年目(2024年2月時点) |
■在籍店舗 |
TOP1ONE(大阪府/大阪ミナミ) URL:https://hostjob.jp/osaka/area80/47/ |
■過去最高売上 |
1,000万円前後 |
■経歴 |
前職:学生 ・2017年、未経験でTOP1ONEに入店 ・入店して3年目で最高売上1,000万円以上達成 ・入店して6年目で店長昇格 |
桜咲岳(以下、敬称略): ホストを始めた理由は、大学の学費を支払うためです。
大阪の大学に通っていましたが、学費はもちろん生活費や家賃もすべて自分でやりくりしていました。
出身の三重県から大阪に行くにあたって、親から「学費や生活費を自分でやりくりするなら大阪に行ってもいい」と条件を提示されたんです。
その条件をのむ形で大阪に来て、最初は大学に通いながらバイトをしていました。
ですが、普通のバイトだけだと学費や生活費をまかなうのが厳しくて……。
悩んでいた時にちょうど友達からホストの仕事を紹介され、2017年10月に『TOP1ONE』に入店した感じですね。
桜咲岳:一番の理由は友達の紹介でしたが、もう一つの理由は従業員たちの仕事に対する熱量ですかね。
正直にいうと、入店前の僕はホストに対して強い偏見を抱いていました。
あと、かなり生意気で敬語もあまり使えなかったので、先輩に殴られるかもしれないと不安でした。
ここに入店する前に従業員の方と話をしましたが、夢や働く目的がある方が意外に多くて。
従業員の熱量に感銘を受けて、ホストの偏見がなくなりましたね。
待遇面で言えば、「実績金」という制度が一番の魅力でした。
実績金は未経験で入った場合、入店10ヶ月間は売上の一部が還元される制度です。
売上が100万円を超えるごとに、10万円プラスで給料がもらえるといった感じですね。
実績金は他のお店にはない制度なので、僕が新人だった頃は大変助かりました。
未経験で入った人を大事にしてくれる点も、このお店を選んだ決め手でしたね。
桜咲岳:達成するまで、自分の目標を周りに共有し続けたことが秘訣だと思います。
例えば、お客様や従業員に「〇月までに1,500万円売る!」と宣言するようにしました。SNSでも自分の目標を発信する場合もあります。
自分に言い聞かせることもそうですが、強制的に自分を追い込む感じですね。
大勢に宣言した以上、何が何でも目標を達成しなければなりません。
逃げられない状況を作って自身のモチベーションを上げたことが、目標達成につながったと思っています。
桜咲岳:一番意識しているのは、自分の気持ちをお客様にしっかり伝えることです。
ただ単に「1,000万円売りたい」だけだと、お客様から「頑張れ」の一言で終わってしまいます。
なので売りたい理由をお客様にしっかり説明してあげることが大事です。
「自分が何をしたいのか?」を伝えれば、その思いに共感してくれるお客様が増えると思います。
次に僕が常日頃から意識しているのは、お客様のニーズに合わせること。
ホストクラブに来るお客様は、人によって目的が違うと思います。
例えば、「楽しく飲みたい」「バー感覚で楽しみたい」「話を聞いてほしい」など、お客様のニーズは人ぞれぞれなんです。
そのため、各々のニーズに合わせた売り方を意識しながら接客していましたね。
あとは、お客様が求めている答えを先読みすることです。
LINEでやりとりをする場合、基本的に相手が何を言うのか、どう返ってくるかを先に考えて、適切な返事を送っています。
「僕がトークでこう話したら相手はこう返してくるだろう」と、先読みしていますね。だから相手からの返答はだいたいわかります。
桜咲岳:何事も「50:50」の精神で考えています。
自分の発言や行動が成功する可能性もあれば、失敗する可能性もあります。
例えば、自分の計画は100%成功すると思って行動したら失敗してしまった……なんてことはよくあると思います。
100から0になったときの落差はかなりショックですよね……。
そこで、「もしかしたらこういうパターンもあるかもしれない」と代替案を作っておくんです。
もし失敗しても、別の案に切り替えれば失敗のリスクが減ると思います。
僕はどちらかというと、失敗しないように成功の確率を上げたいタイプですね。
桜咲岳:店長に昇格するには、売上だけでなく人材の教育力も必須です。
副主任になると自分のチームを持てるようになり、そこで従業員の教育を行う感じですね。
店長を目指すには、自分のチームに属している従業員を主任にする必要があります。
つまり、自分の指導力で後輩の才能を伸ばせるかどうかも試されるんです。
そこで必要になるのが、人への伝え方だと思っています。
桜咲岳:僕が初めてチームを作ったとき、3人の後輩に同じ教え方をしていたんです。
自分の考えを強引に押し付ける形で指導したら、2人は伸びたものの1人は辞めてしまって……。
なぜ辞めたのかを考えたら、その人に合った教え方をできていなかったと自覚したんです。
先ほどお客様のニーズに合わせる話があったと思いますが、従業員の性格や育った環境、性格、仕事に対する取り組みはそれぞれ異なります。
従業員の中にはマイペースな子もいますし、気持ちの弱い子もいます。要は十人十色ですね。
できれば従業員には長く一緒に働いてもらいたいんです。だからその人に合った教え方をするようにしています。
桜咲岳:和歌は僕のチームメンバーですが、指名本数を増やしたい気持ちが強かったんです。
ホストは「感覚で売るタイプ」と「頭で考えるタイプ」のどちらか一方だと思いますが、僕は後者でした。
それで僕は、「どうすればお客様を多く呼べるのか」という考え方をわかりやすく、事細かく教えてあげました。
僕の教え方が和歌にマッチしたのか、彼の指名本数は劇的に上がり、「組数モンスター」と呼ばれるまでに成長しました。
桜咲岳:そのお店のトップになるわけですので、責任感がぐっと増しましたね。
だからみんなの見本になれるよう、発言や行動も注意深く意識しています。
伝え方や行動によって印象が悪くなる恐れがありますからね。50:50の精神で働いていますよ。
僕は綺麗事抜きで、従業員全員が売れている店を作りたいと本気で思っています。そのためにも、自分がしっかりしなければいけないなと。
桜咲岳:夢というよりも、目標が近いですね(笑)
目標で言ったら、年内に代表になること、来年以降に複数の店舗を出すこと、年間1億の売上を出すことですね。
あとセカンドビジネスではないですが、2~3年後に飲食や美容のお店を開業しようかなと。
ホストは長くできる仕事ではないので、辞めたあともみんなが稼げる環境をしっかり作ってあげたいと思っています。
桜咲岳:ミナミにはホストクラブがたくさんあります。
その中でも、我々『TOP1ONE』は教育力に関してはどこの店にも負けない自信があります。
あとは、従業員たちがほんまに仲が良いんですようちの店(笑)
多分どこの店の人も「うちは仲が良い」と言うと思いますけど、『TOP1ONE』は退店率がめっちゃ低いんです。
従業員の満足度が高い環境なので働きやすいですよ。
あとは未経験者が伸びやすい環境を作っています。ミナミでホストを目指したい方は、ぜひ『TOP1ONE』に応募してみてください。
桜咲岳:ありがとうございました!応募待っています!!
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