今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回は男女ともに魅了する『TOP1ONE』の愛されキャラ・KAITOさんにインタビューを決行しました!
KAITOさんは2024年4月でホスト歴5年を迎えるベテランプレイヤー。昨年のバースデーで2日連続タワー、そして現在は副主任としてさらに上を目指して突き進んでいます。
そんなKAITOさんに愛される秘訣や接客時の会話の広げ方、そして今後の夢や目標をお話しいただきました。
未経験から何人もの1,000万プレイヤーを輩出する店舗独自の「ホス育」についても触れているので、売れるためのホスト教育が気になる方も本記事は必見です!
■プロフィール |
源氏名:KAITO ホスト歴:4年(※2024年2月現在) 役職:副主任 |
■在籍店舗 |
TOP1ONE(大阪府/ミナミ) URL:https://hostjob.jp/osaka/area80/47/ |
■経歴 |
・美容学生の傍ら神戸でホストデビュー ・TOP1ONEへ移籍、副主任へ昇格 ・現在継続的に月収3桁を維持 |
KAITO:美容学校の同級生だった優美遥くんがきっかけですね。彼に誘われてホストを始めたんです。
なので、最初は美容学校に通いながらTOP1ONEでアルバイトとしてホストをしていました。
で、丁度学校も卒業するタイミングで、東京の美容室の面接を受けに行ったのですが落ちてしまって……。
5次審査まであって、最終査の前に「ここ落ちたらホストなります」って宣言していたんですが、最後で受からなかったので今もホストをやっています(笑)
KAITO:いえ、実はここの前に地元神戸のホストクラブで働いていました。
美容師ってトークスキルも必要なので、喋りと接客を学べて稼げるのはホストだなと思ってこの業界に足を踏み入れました。
その後、優美遥くんに「大阪のお店おもろいからおいでや」って言われて『TOP1ONE』に入店しました。一時期は週末に神戸から大阪まで通っていましたね。
あと、ホストを始めたのは美容学生時代にお金がなかったから。美容学生って勉強しなければならないことがたくさんあるので、バイトをたくさん入れるってできないんです。
周りの同級生は実家が金持ちだったのでいいなと思っていましたね(笑)
KAITO:はい!神戸の店舗にいた時って「自分から聞いてこい」「俺らから教えることはないから自分で学べ」という感じだったんです。
ただし、『TOP1ONE』は真逆。むしろお節介なくらい幹部が「今どんな感じ?」「何か悩んでいることある?」って聞いてくれるんです。
ぶっちゃけ上の人たちにとって、下を気にかけても得はあまりないと思うんですよ。教えた結果、下は伸びるけど、それで自分の売上が上がるわけでも指名が伸びるわけでもない。
でも損得勘定なしで「下の子が伸びてくれて嬉しい」って幹部が面倒を見てくれるのは、『TOP1ONE』の魅力だと思いますね。
目をかけてくれるのってやっぱり下の立場からしたら嬉しいんですよね。むしろ、頼らなかったら怒られます(笑)
本当にこのお店の人たちは教育熱心です。だから未経験でも伸びる人が多いんだと思います。
※ホス育とは:ホスト育成プログラムの略称。2023年に第5期生の募集も実施された、未経験者を一流のプロに育てるTOP1ONE独自の育成プロジェクト。
KAITO:はい!営業終わりの全体ミーティングのあと、個人ミーティングがあるんです。
僕は店長の桜咲岳さんにしてもらっていました。個人ミーティングは基本的に毎日あります。今もしてもらっていますよ。副主任とはいえ、まだまだ僕は未熟者なので……。
個人ミーティングではその日の営業であったこととか、お客様から言われたこととか……、基本的にはお客様のことを中心に共有して相談します。
それに対してどうアクションしていくかをアドバイスしてもらっています。
KAITO:本当にそう思いますね。特に僕は他店での勤務経験があるので、なおのこと違いに驚きました。
ちなみに、僕は岳さんを頼っています。そのくらい信用しています。何かあったら相談する人は岳さんですね。
見た目はパパみたいな感じですけど、兄貴のような存在です。岳さんみたいに頼れる人がいるって安心です。
KAITO:僕のbeforeの写真は学生時代のものですね、今と比較するとフレッシュでしょ?(笑)
みんなの見た目が変わっているのは売上が上がっていったからというのも一因ですが、どんどん下の子が増えていって自覚が芽生えたというのもあると思います。
僕も副主任という役職がつきましたし、岳さんたちのように「今度は自分たち次の世代の面倒をみていくぞ」という気持ちが湧き出てきたんですよね。
ちなみに僕は売上とともに体重も増えましたが(笑)ただ見た目でいったら髪型にはこだわりを持っています。
KAITO:接客に関しては過去も現在も日々磨いていっていますね。元々しゃべるのは好きだったのですが、気が弱いという一面も自覚していて……。
だからこそ、接客時には空気を読むように意識しています。卓の雰囲気を見て接客のテンションを変えるんです。
例えば目の前にいる姫が話しを聞いてほしいのであれば、安心して話せるように雰囲気を作って、ひたすら相手の話しに耳を傾けるようにしています。
一方で自分が盛り上げ役になったほうが良い卓であればその役回りを徹底します。
過去と比較してと今は、その時の状況を見てどの席でも瞬時に判断できるようにはなったのは成長できた点かなと思います。
KAITO:そうですね。僕はヘルプで入ることで教え込まれました。ある意味英才教育です。
店長の桜咲岳さん、運営部長の優美涼さん、優美健吾さん、それから僕の最初のチームリーダーだったもう一人。合計4名の方が、新人2日目から積極的にヘルプにつかせてくれたんです。
やっぱりいろんな席がありましたね。お酒を飲む席、話す席、僕に全部話を振ってくるような席もありました。
あとその4人ってミナミでもトップレベルの接客をするわけですよ。目の前でその人たちに自分の接客を見られて「こういう時はこうしたほうが良い」ってアドバイスをもらえるんです。
言うなれば教科書がたくさんある感じですね。各々接客スタイル、ヘルプスタイルは違いますが、両方見られた経験は今の僕の糧です。
優美涼さんは「KAITOの席は君が一番しゃべらなきゃダメ」とか、たくさん怒られもしましたけど(笑)どの卓よりも盛り上げていってと教え込まれました。
KAITO:何か話題を1個考えたら2~3個ストックを頭においておくようにしていますね。連想ゲームをしていくんです。
ある話題に対してどんどんいろんな方向に広げていくイメージ。あれを頭の中でやるだけで話は広げやすくなりますよ。
あとは姫の好きな話題を持って接客すると良いと思います。姫が好きなことって自然と会話が広がるんです。これは特にヘルプの時に役立ちます。
KAITO:例えば姫の担当の話、全部拾っていくことで話題を広げていくんです。これって姫の立場に立ってみると納得できると思いますよ。
もし仮に僕が自分の好きなものについて話したとしても、お客様の興味を引くことはできません。そうすると「楽しくない」と思われてしまうんです。
だからヘルプについた時に自分の好きな話をするのは負けだと思っています。
あとお客様の中には接客業をお仕事にされている方もいます。そういう方がホストに対して気を遣ってしゃべるって、もはや仕事をしている気分になると思います。
僕はお客様にそういう気持ちになってほしくないし、させたくないです。だから連想ゲームのように姫の好きな話をするようにしているんです。
KAITO:ありがとうございます!僕は自分を客観視すると、いじられキャラ、マスコットキャラのような立ち位置なのかなって思っています。
TikTokを撮る時もおちゃらけてますし、後輩のおもちゃになってしまっていることも……(笑)
ただそれだけ、みんなが接しやすい人として見てくれているのかなと思っています。あと特に後輩から見た時に接しやすい人間であることは意識しています。
人間関係が悩みで働きづらいと感じるシーンがたくさんあるって言われているのに、ホストでもそう感じられたら嫌なんですよ。
KAITO:僕自身、優美健吾さんにめちゃくちゃ優しく接してもらったんです。なので、僕がやっていることって僕がしてもらったことなんですよね。
ご飯をごちそうするとか、悩みを聞くとか大事だと思うんですけど、これら以外でも何か日々の小さいことで、自分がしてもらったことを後輩にも還元していこうと思っています。
まぁいじられキャラなのは昔からですが、いじるのもできますよ!ボケもツッコミもやります!
ホストって意外とみんな普通なんですよ。勉強はできないけど仕事はできますっていう人が多いと思います。
KAITO:収入面には大きな変化がありました。というのも今は額面でいえば継続して毎月3桁の月収を稼げています。入店直後は最低保証分だけでしたからね。
去年のバースデーで最高売上を更新、あと2日連続でタワーもできました。
僕は2019年にホストデビューして、もうそろそろ5年を迎えます。この5年で人間としても鍛えられて、ここまで稼げるようになったのかなと思います。
正直、始める前はホストの仕事が怖かったけど、楽しいと思えたのは『TOP1ONE』に入ったから。そうでなかったらここまで続けられないと思います。
ちなみに、僕のお金の使い道は食とゴルフ。ここまで稼げるようになったからこそ、税金が大変ですね(笑)
KAITO:「元気よく!」ですかね。たとえば店がバタバタしていたり、何かトラブルがあってイライラしたりしている時こそ笑っておかないと!
僕自身よっぽどのことがない限り怒りません。怒られるのも大事なことだとは思います。ただ正直怒るのは苦手なので……。
それに営業前に怒られたらモチベーションにも影響します。そんな状態で最高のパフォーマンスができるとは思いません。
みんなには万全の状態で仕事をしてほしいと思っています。みんなを嫌な気持ちにして、それがきっかけで辞めてほしくないんです。
KAITO:最終的な目標は、自分が選考で落ちてしまった美容室に勝てるくらい知名度がある店舗を持つこと。
男性だったら誰もが知っている有名な美容室だったのですが、ほぼ最後の選考で落ちてしまったのは今でも悔しいですね。
ホストとしての直近の目標は、僕の最初のチームリーダーと桜咲岳さんの1,200万、1,000万の記録を年に何回も抜くこと。
1回ではだめです。何回も抜けるくらい実力を見せられたらなと思います。
KAITO:こちらこそありがとうございました!
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