今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回は、京橋唯一のホストクラブ『Generate・Kyobashi』の副支配人・一条 心さんにインタビューをしました!
同店は、京橋にしかない面白さを日々追及し、東京・歌舞伎町や大阪ミナミを凌駕するホストクラブを目指しています。
そんな『Generate・Kyobashi』で働く一条 心さんをもっと知りたい方は、この記事を最後まで読んでみてくださいね!
■プロフィール |
源氏名:一条 心 役職:副支配人 ホスト歴:5年弱(2024年3月時点) |
■在籍店舗 |
Generate・Kyobashi(大阪府/京橋) URL:https://hostjob.jp/osaka/area82/670/ |
■経歴 |
・前職:現場仕事 ・2019年、Hatch OSAKAに入店 ・2022年、幹部補佐に昇格 ・2023年、Generate・Kyobashiに移転 ・同年、副支配人に昇格 |
一条 心(以下、敬称略):ホストを始める前は、6年間ぐらい現場仕事をしていました。
ある日、梅田でリフレッシュしようと思ったときに、たまたま『Hatch OSAKA』というホストクラブからスカウトをもらったんです。
その時は現場仕事を辞めて次も決まっていなかったので、とりあえず半年ぐらいで一番になったら辞めるつもりでした。
そこから今に至るので、最初は軽いノリでホストを始めたんです(笑)
一条 心:『Hatch OSAKA』に入店して1年目ぐらいですかね。
その当時はプライドが高くて「なんとかなるやろ!」と自信があったんですけど、当時は思った以上に売れなくて……。
何度も辞めると発言してましたが、ある日社長に連れられてバーに行ったんです。そのときに、「悔しさがなくなるまで続けてみたら?」と励ましてくれて。
そこでギアが入って、本気を出そうと思ったんです。入店当初はダラダラして過ごしていたので、もう一度頑張ってみようかなと。
一条 心:そうですね。そこからもう売り上げとかもぐんぐん上がりました。グループ全体で1位にもなりましたね。
そのとき、僕を慕ってくれる下の子たちが多くて、僕は「兄貴」のような存在になってました。
みんなの兄貴である以上、「仲間のために頑張ろう」という思いもやる気につながったのかなと。
一条 心:そうですね。僕は仕事として何かを教えるというよりも、男のかっこよさを教えている感じです(笑)
その中でも大事なのが、お客様への伝え方。「お客様に怒られたら怖い……」と思って、消極的に思いを伝えてしまうホストも少なくありません。
「当たって砕けろ!」はオーバーかもしれないですけど、思っていることがあるんだったら、その熱量をそのまま伝えるのが大事だと思っています。
そういった男としてかっこつけるべき部分を、下の子たちに教えていますね。
一条 心:梅田店(Hatch OSAKA)で働いていたときは、仲間もいるから役職者になる必要はないと思っていたんです。
でも、社長から「役職者になったほうが下の子たちも目指しやすくなるんじゃないか?」とアドバイスをもらったのを機に、本気で役職者を目指してみようかなと。
梅田店で「幹部補佐」になって、チームと一緒にここ(Generate・Kyobashi)に移ってきました。
そのタイミングで、新しい刺激を得るためにチームを作り直したんです。
それから新しく立ち上げたチームで頑張り、半年ぐらいで「副支配人」に昇格できました。
一条 心:お店全体でどこまでいけるかを考えながら仕事をしていますね。理想を叶えるためにどう動くべきなのかを模索する感じです。
もちろん僕ももっと頑張らないといけませんし、お店のみんなももっと頑張らないといけません。
そんな状況でも、チーム一丸となって成功を掴みたいと考えています。
一条 心:一番で言ったらコミュニケーション力ですね。入店当初は結構人見知りだったんですよ。
ホストの仕事を通して、いろいろなお客さんに対応できるコミュニケーション術を学べました。ニーズに合わせて接客するみたいな感じです。
あとは、人に応援されてお金が動くという感覚。ホストはある意味アイドルに近いので、お客様に支持される必要があります。
これまで現場一筋だったので、5年以上の経歴でホストならではの考え方が染みついたのかなと。
一条 心:競争社会を生き抜く中で、自分の長所をどれだけ生かしていけるかが重要だと思います。
僕らは、よく「芸人」の生き様に例えて考えています。
ずっと頑張り続けていても、うまくいかないときはうまくいかない芸人もいますし、予期せぬところでブレイクする芸人もいますよね。
ホストも同じで、歴が長くても売れない場合がありますし、逆に歴が浅くても売れる場合もあります。
いつ何が起こるかわからない世界ですが、それでも「自分の長所をどう表現するか」は常に意識しておいたほうが良いと思っています。
一条 心:やっぱり仲間意識の強さだと思いますね。本当にアットホームなお店ですよ(笑)
それこそ、月に1回は絆を深めるためにレクリエーションをやっています。みんなで鍋を食べたり、フットサルをしたり、お酒を飲んだりとか。
従業員たちはめっちゃ遊びますが、仕事になるとストイックになるタイプが多いんです。
遊ぶときは遊び、仕事をするときは仕事をする。メリハリのある空気感がうちの魅力なのかなと。
一条 心:うちに新しく入ってくれたメンバーは未経験者が多いんです。僕個人としては、未経験者のほうが教え甲斐があるんですよね。
先ほどお話した人間性や自分の長所を生かす方法とかを教えるようにしています。
僕もゼロからホストを始めた人間なので、未経験で入ってきた子の気持ちがよくわかるんですよ。
だから兄貴として彼らのことは守ってあげたいし、成長するところを見届けてあげたいと思っています。
一条 心:沖縄の慰安旅行で焼きそばを作っている様子を運営スタッフに撮られまして……(笑)
それで終わりかと思ったら、運営スタッフがその写真を勝手にパネルにしていたんですよ!
最初は「何してるんですか!」みたいな感じで言ったんですけど、その写真が初回のお客さんに受けたからまぁいいかって(笑)
それで「焼きそば王子」と呼ばれるようになった感じですね。
一条 心:大胆かもしれませんが、東京・歌舞伎町や大阪ミナミに自慢できるぐらいのお店を目指しています。
それが達成できたら、社長になって自分の店を持ちたいですね。ホストとは違う業界で勝負したいとも思っています。飲食業とかファッションブランドとか。
とはいえ、まずはこのお店を京橋イチにすることですね!
一条 心:うちは個性のあるメンバーが多いので、経験者も未経験者も頑張れるお店だと思います。
現状、京橋にあるホストクラブはうちだけなので、ミナミに負けないよう、うちらは常に新しいことを考えて取り組んでいます。
我々は京橋を代表するホストクラブ、歌舞伎町やミナミを圧倒するホストクラブを本気で目指しています。
新しいことに挑戦してみたい方は、ぜひうちに応募してみてください!
一条 心:ありがとうございました!