今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回はTikTokライブで注目を集める大阪・京橋の若手ホスト『Generate・Kyobashi』千冬さんにインタビュー!
『Generate・Kyobashi』は“せんべろ”の街・京橋の土地にて名を馳せるホストクラブ。2024年3月現在、京橋唯一のホストクラブとして日夜活気を見せています。
そんな同店で大成した若手ホスト・千冬さんが、どのように成長していったのか、またTikTokでの配信のコツなどを語っていただきました。
ぜひ最後までご一読ください!
■プロフィール |
源氏名:千冬 ホスト歴:2年(※2024年3月現在) |
■在籍店舗 |
Generate・Kyobashi(大阪/京橋) URL:https://hostjob.jp/osaka/area82/670/ |
■経歴 |
・2022年4月にアルバイトとしてホスト人生スタート ・2023年よりTikTokライブに力を入れる ・2023年5月にアルバイトからレギュラーに ・No.5まで上り詰める注目の若手ホストへ |
千冬:はい!できる時は毎日配信をするようにしています。営業事案前や営業終わり、夜中……時間はバラバラです。
売掛とか社会問題が出てきて、よりホストのTikTokライブの参入は増えたなと感じますね。
千冬:お店の方針ですね。実はうちの上の方がライブ配信を生業にしている事務所とつながりがあって。
提携という形がスタートしたんです。これはうちの店の強みでもあるのかな。
配信に対してお店の理解があるので、お店の一角を借りて配信できますし、のびのびとやれています!
千冬:はい!昨年の5月、ちょうどレギュラーになったタイミングの新規のお客様は全員TikTokからってこともあったくらいです。
でも始めたばかりの頃は配信で人を集めるのも苦労しました。
僕がTikTokライブで人をどう集めていったかというと、コメントがあろうとなかろうとまずは配信に来てくれた子に対してアプローチをすること。
アイコンが見えたら名前を呼んで挨拶。それで「コメントしてね」とアプローチ。
「コメントして」といっても全員やってくれるわけではありませんが、やっぱり声に出すだけで違います!
TikTokってアルゴリズム上、コメントが増えるとおすすめに表示されやすくなります。すると自然と閲覧者(リスナー)も増えていくんです。
しかも既存のリスナーがコメントすると、初見さんも自然とコメントできる雰囲気になるんです。この好循環を生み出すために、地道にこちらからアプローチをする必要があります。
千冬:配信を始めて1ヶ月くらいです。それまでの配信は「耐え」です(笑)
千冬:キャラ付けです!TikTokでより注目されるようにキャッチーに!
まぁこのタンクトップ、中学生くらいの頃のUNIQLOのセールワゴンにあったものなんですけどね(笑)
ずっと着ていなかったんですが、ふと配信のタイミングで思い出して実家から持ってきて着るようにしました!
千冬:何事に対しても「絶対僕が1番になりたい」と思うことです。
僕はお店の人たちの中でも「1番になりたい」という強い気持ちを持っていると思います。
そこは絶対に配信でもぶれないようにしています。負けず嫌いな性格なんです。
あとはホストになりすぎない。「ホスト感」を出さないことも大切にしています。ホストではあるんですが、配信ではホストっぽくなさがウケていますね。
千冬:僕は配信も投げ銭もアリと考えています。なぜなら、最終的にはお店やホスト自身の知名度向上につながるからです。
中には投げ銭なしで見ているだけの方もいらっしゃいますが、投げ銭をしてくださる方もたくさんいます。
投げ銭のあるなしに関わらず、配信を見てくださっているという事実が僕の知名度を上げてくださっていると考えています。
注目されて、結果集客につながるんです。
あと投げ銭をしてくださるリスナーの中には、遠方でなかなかお店に来れないという方もいらっしゃいますしね。
配信や投げ銭は新たな応援方法のひとつです。もちろんお店に来てくれる方も忘れていないですよ!
知名度を上げて集客をしたいなら、TikTokライブはやらなければいけないと考えています!
千冬:僕はその日あったことや近況、ニュースなどから、何を話すかを配信前に整理しています。取材前の配信では大谷選手の話題も話しましたね。
先ほどもお話ししたように、ホスト感を出さないのが逆にリスナーウケするので、何もホストの話だけをする必要はありません。
それよりもリスナーやコメントしてくれる方がいないと配信は成り立たないので、身近なところから話題作りをしていくことが大事だと思います!
千冬:そうですね。2022年4月頃に京橋の駅前の喫煙所でスカウトされました(笑)
正直、声を掛けられなければ働くことはなかったと思います。スカウトされた時は大学生、しかも留年中で「時間があるし良いかな」って軽い気持ちでした。
スカウトされた場所からお店が近かったので、その日のうちに店舗見学。次の日予定がなかったので体入しました!
千冬:はい!居酒屋とブライダルのバイトをしていました。
結構お給料をいただいていましたが、どちらと比べてもホストのバイトはその2〜3倍くらいのお給料。だいぶ違いますし、大学生でも稼げる仕事です。
千冬:バイトとレギュラーでお給料は変わりますね。僕の場合は利率(売上のバック率)も違ったので、稼ぎは倍以上増えました!
千冬:自分と向き合える仕事ってホスト以外にはないと思っています。
例えばホストクラブは見た目の良さも大切ですし、髪型やメイクも含め自分磨きをしていく必要があります。
僕はホストを始めるまで気にしたことがなくて……化粧もホストを始めてからするようになりました。
身なりや清潔感を気にするようになって、そこから自分自身に興味が湧いてきたんです。
そこが他の仕事とは違う、僕がホストにのめり込んだ理由ですね!
千冬:代表と一条心さんの存在です。
「京橋で何かを成し遂げたい」というアツい話を聞いて、自然と僕の中でも同じ思いがふつふつと湧き出てきたんです。それでこのお店で頑張ろうと……!
あと梅田(キタ)のHatch OSAKAにいた一条心さんのチームが今の『Generate・Kyobashi』のオープニングメンバーで、彼らと一緒に働きたいと思ったのも入店の決め手ですね。
『Generate・Kyobashi』だから頑張りたいと思ったんです。ミナミのほうがホストの街としてのイメージはありますが、僕はホスト人生、この店で終わりたいと思っています。
千冬:ホストってみんなスーツをかっちり着て、先輩に詰められるのが当たり前というイメージがあったんですが……。
ここの人たちは真逆。みんな親身になって相談に乗ってくれたり話を聞いてくれたり……。ものすごく働きやすいお店です!
千冬:本当にそうです!温かいお店ですし!疑問に思ったことに対して、相談すれば誰でも答えてくれますよ!
先ほどお話に挙げた一条心さんって副支配人という上の立場ですが、いろんなことを教えていただきました。
特に僕はお客様への思いの伝え方を勉強させていただきました。LINEでも電話でも、聞いたらすぐに答えてくれたのは、ありがたかったですね。
それに僕らは信頼関係が成り立っているので、先輩でも後輩でも悪いところは指摘し合っています。一緒に成長できるんです!
千冬:ホストは他の仕事よりも「指導」「上下関係」「ルール」が厳しい仕事だと思っています。
でもお給料を頂いている以上、僕は接客で手を抜くことはしません。だから先輩であっても後輩であっても違うと思ったことは指摘できます。
でもそれって接客のことをしっかり教えてもらえたからですね。僕も必死で覚えましたし、覚えるのも早かった自信があります!
また「何十年後もこのお店を残しつつ、京橋のホストのスタートはGenerate・Kyobashiだよね」と言われることを目指して一緒の方向を見ています!
「京橋を一番にしよう!」「京橋から大阪のホストを盛り上げていこう!」とみんなが思っているから、指摘して一緒に成長できるのかなと。
千冬:僕はスタイル的にはワイワイ系。ただ話すことよりも話を聞くことを意識しています。
ホストだから話を聞くのではなく、一人の人として話を聞く。
特にお店で接客する際は、配信と違って1対1の関係。1対多数ではないので、目の前のお客様の声を聞き逃さないようにしています。
千冬:京橋で1番になることです!1番になれずに辞めるのは嫌だし、京橋で1番になれなかったら他で1番になれるはずがない。
だからまずは京橋で1番を目指します!
千冬:ありがとうございました!