今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回は僅か3ヶ月で幹部補佐から副主任に上り詰めた『Hatch OSAKA』の期待のルーキー・神薙珞(かんなぎ らく)さんにインタビュー!
ホストを始めて1年足らずで副主任に昇格、さらには未成年でノンアル営業にも関わらずメキメキと頭角を現しています。
そんな彼がここまで成長できた理由は、仕事の向き合い方と在籍するホストクラブと言う環境に隠されているんだとか!
「年齢関係なく稼ぎたい!」「経験関係なく成長したい!」とお考えの方は、この記事で成功のヒントが見つけられるかもしれません。最後まで必見です!
■プロフィール |
源氏名:神薙珞(かんなぎ らく) ホスト歴:1年(2024年3月現在) |
■在籍店舗 |
Hatch OSAKA(大阪府/キタ) URL:https://hostjob.jp/osaka/area81/262/ |
■経歴 |
・2023年3月にスカウトされてホストを始める ・2023年9月に幹部補佐昇格 ・2023年11月に副主任昇格 ・現在中核メンバーとして活躍中 |
神薙珞:スカウトで誘われたホストクラブがミナミではなくキタにあったからですかね。
あと、実家も近いですし、梅田は行き慣れた街だからというのも大きいと思います。
ミナミはちょっと怖いですね……かばんを盗られたことがあるので(笑)
神薙珞:はい!美容院の帰りにコンビニへ寄って、ちょうど出たところでお店の方にスカウトされました(笑)
高校を卒業して一人暮らしをすることは決まっていたのですが、何をしようか決めていなくて……。
「とりあえずプログラミングとかIT系かな〜」なんて思っていた時にお声がけいただいて、ホストやってみようかなと!
お金が必要でしたし、僕は持病で朝起きられないため夜に働けるホストはピッタリだと感じました。
スカウトされた日にお店へ見学に行って、体入して入店を決めました。体入した日に本入店すると貰える日当目当てでもありましたが(笑)
神薙珞:働きやすいからが1番の理由だと思います。
他店さんの話を聞いていて思うのが『Hatch OSAKA』は従業員同士の仲が良い。ギスギスとは縁遠いんです。チームはありますが、派閥がないですし!
相談に乗ってくれる先輩も多いです。誰に何を聞いても答えてくれる環境。新人は輪に入りやすいと思いますよ!
仲良しですがナンバー争いはしっかりしますし、ライバルでもある良い関係性を従業員同士で築けています。
同じグループの『Generate・Kyobashi』で働く従業員とも仲が良いので、Hatchグループ自体がそういう雰囲気なのかな。お店の垣根を超えて仲が良いのはグループの魅力ですね。
神薙珞:おっしゃる通りです!
僕にとって『Hatch OSAKA』は落ち着く場所。家の次にくつろげる場所なんです。お休みを挟んで家にいると、逆にソワソワするぐらい(笑)
神薙珞:ありがとうございます。
2023年9月に幹部補佐、その3ヶ月後の11月に副主任へ昇格しました!ホストをはじめて1年以内に昇格できて嬉しいです。
神薙珞:幹部補佐になって肩書きがついたことで変わりましたね。
僕の体感ですが、役職でお客様の食いつきが変わる気がします。送り指名も2~3倍くらい増えた感覚がありますね。
そこからどんどんお客様が増えていって、短期間で副主任になれたんだと思います。
神薙珞:正直、幹部補佐になれたのは運だと思います。たまたま応援してくださるお客様に出会えたので……。
世間では1本釣りと言われる状態ではありましたが、その子のおかげでお客様が増えたのは間違いありません。
神薙珞:出会ったお客様と密に連絡を取ったり、TIkTokで配信したり、基本を徹底しました。
というのも、入店直後に先輩方がたくさんお客様を呼んでいる姿を見て、「僕も先輩たちのようにお客様をたくさん呼べるようになりたい!」と率直に思いました。
だから入店初月からLINEを交換できたお客様へ連絡を取って行動するようにしました。まずは数をこなそうと意識しましたね。
その結果、僕のお客様はSNS経由よりお店に来てくれた初回のほうが割合は高いと思います。
神薙珞:強いて言えば、時間の使い方を意識したことでしょうか。
例えば寝る時間を例に挙げると、僕は眠りが浅い分長く寝るタイプ。朝5~6時に寝て夕方3時に起きるのが今の生活サイクルです。
ただずっと寝ているのではなく、目覚ましをかけて2回くらい起きてLINEを返す時間を作りました。
ずっと寝ていたら女の子からしたら「連絡を無視されている」と思わせてしまうので、僕自身が調整するんです。
先ほども言った通り眠りが浅いタイプなので、2回起きるのはそこまで辛くはないですよ!
連絡は大事、だからこそ副主任になれたんだと思います。
神薙珞:僕の考えですが、初回って7割は顔で決まると思うんです。まずはそのストライクゾーンに入るかが第一関門。
ストライクゾーンに入ったら、次はどれだけ話を盛り上げられるかにかかっています。
僕は話を盛り上げるために、テンションを合わせる意識をしています。
お酒を飲むのが好きな人だったらテンションをめちゃくちゃ上げる、人見知りの人だったらしゃべりすぎないように落ち着いた雰囲気を出す……。
僕は未成年でお酒が飲めないのでテンションの調整は大事にしています。
神薙珞:そうです!初回って2人でいらっしゃる方が多いじゃないですか。もう一方の女性についている先輩が送りを貰っている様子を観察したんです。
その時に「送りもらっている先輩はお客様にテンションを合わせているんだ」と分かりました。ホストを始めて1~2ヶ月目です。
うちのお店は入店からすぐ初回につかせてもらえるので、そういった気づきを得られるのも早いんです。
神薙珞:はい!教育体制はかなり手厚いと思います。
うちはまずヘルプの付き方から教わるんですが、ただマニュアルを渡されるのではなくヘルプの模擬練習をするんです。
最初はやることが分からないかもしれませんが、一つずつ丁寧に教えてもらえます。模擬練習を経て僕らは実際にヘルプにつきます。実践ですね。
模擬練習をしてからヘルプについているので、いざ自分の指名の卓ができても自然と対応できるんです。
まぁ実践の時に先輩の指名卓にヘルプに付くので、指名卓の付き方を学べるのもありますが。ヘルプの実戦練習であり、指名卓の模擬でもあるというわけです。
特に新人の卓の席は先輩が注意深く見て「あれはこうしたほうが良いよ」と適切なアドバイスをもらえます。実践してアドバイスをもらってそれを実践してみる……繰り返しができるんです。
練習ゼロでお客様の席につくことはないので安心かと!
神薙珞:特に偏りはありません。ただ強いて言えば友営寄りでしょうか。
僕自身は「僕に会いたいからお店に来ている」「お店が好きで僕と話すのが楽しいからお店に来る」、それぞれのお客様にあった接客を意識しています。
同じに見えるかもしれませんが、実際に接客してみるとお客様が求めている接客は微妙に異なりますね。
神薙珞:いかにお客様を楽しませられるかがカギになると思っています。
それこそテンションを合わせる話と被るのですが、僕の中では2つのパターンに分けて考えています。
1つ目がお酒をそこまで飲まない席、2つ目がお酒をめちゃくちゃ飲む席。
お酒をそこまで飲まない席の場合は、少しオーバーリアクションをするようにしています。
そうすることで「僕はあなたに興味がありますよ」という気持ちを伝えるんです。もちろん笑顔も忘れずに。
そもそも僕はいろんな話を聞くのが好きだし、リアクションが大きいのはありますが、それでも意識しなければお客さんには伝わらないと思っています。
ホストはトーク力が注目されがちですが、傾聴力もめちゃくちゃ大事ですよ!
神薙珞:飲み席ではソフドリをお酒のように飲みます(笑)
コールやゲームも把握しているので、飲み席にも対応できますよ。「ノンアルでも頑張るぞ」という意思をお客様に見せているんです!
飲めなくても一緒のことをしてテンションを合わせます。
なので、ありがたいことに飲み席のお客様から「呼んでほしい」と言われます。未成年でも飲み席に呼んでいただけるのは自慢です(笑)
神薙珞:自分の卓がない時に手持ち無沙汰にするのではなく、自分からヘルプにいくことです。
僕はヘルプでお客様と仲良くなることも大事だと思っています。なぜならお客様のお友だち、いわゆる枝(お客様が連れて来た新規客)を連れてきてくださったときのアドバンテージが高まるから。
それにヘルプで仲良くなると「あの子呼んでほしい」と自分がつける卓を増やせるじゃないですか。
ヘルプ卓って場数が踏めるし、いろんな人とお話しするから学びが多いし、先輩の接客も間近で見られる。良いことづくしなんです……!
神薙珞:負けず嫌いでいることです。僕はまだホスト歴が1年なので、実力で1番を獲れるわけではありません。高すぎる目標を立ててもそれに勝てないんです。
だから僕は、身近な目標を立てて勝負していくことを大切にしています。例えばナンバーが近い人、指名本数を競ってる人、シンプルに仲が良い人……。
近い目標をクリアしていくことで、できることを増やしていくんです。着実にステップアップしていくことで、ナンバーに入れるようになりました!
将来的にグループの中でも注目されるようなプレイヤーになりたいので、まずチームリーダーに勝ちたいですね!
神薙珞:こちらこそありがとうございました!