今話題のホストさんを紹介する本シリーズ。
今回は、埼玉県大宮市に店舗を構える『ACQUA -SAITAMA-』の永瀬 千晶代表取締役（以下、永瀬代表）にインタビューしました。
同店は、全国で60店舗以上展開している「ACQUA GROUP」の系列店。
大宮ホストを盛り上げるべく立ち上がったのが、2ヶ月連続1,100万を記録した永瀬代表です。
今回のインタビューでは、永瀬代表のパーソナリティや店舗の魅力などを存分に語っていただきました。
『ACQUA -SAITAMA-』で働いてみたい方、永瀬代表について知りたい方は、この記事を最後まで読んでみてください。
| ■プロフィール |
| 源氏名：永瀬 千晶 役職：代表取締役 ホスト歴：7年（2024年4月時点） |
| ■在籍店舗 |
| ACQUA -SAITAMA-（埼玉県/大宮） URL：https://hostjob.jp/saitama/area32/943/ |
| ■最高月給 |
| 1,100万円前後 |
| ■経歴 |
| ・前職：学生 2017年、大宮の某ホストクラブに入店 2021年、ACQUA本店に入店 2023年、ACQUA -SAITAMA-に入店 |
永瀬代表：ホストをやっていた大学の友人から、「うちの店、人が少ないから体入だけでもどう？」と誘ってもらったのがきっかけです。
当時、僕はホストに対して偏見を抱いていました。暴力とかアルハラとか怖いイメージがあったので、1回だけ体入したら辞めるつもりでした。
ですが実際に体入してみたら、イメージしていたものと全然違う世界がそこにあったんです。
ホストの世界に興味を持ち始めて、次第に「もっと上を目指したい」「No.1になりたい」といった意識に変わりました。
※体入（体験入店）：ホストクラブで働く前に、1日だけお試しで働けるシステム。
永瀬代表：「僕にホストは無理」と不安になる気持ちもわかりますが、実際に体入してみるのが肝心です。
僕は本店の頃から人事に携わっていますが、働いている子の中にはイケメンじゃない子もいれば、ちょっとぽっちゃりしている子もいます。
でも、どんな人にも一番の魅力があると思っています。
お客様の心に刺さるような魅力があれば、たとえイケメンじゃなくても売れる可能性があるからです。
だから僕は、ホストの世界で輝ける魅力があると思ったら採用しますね。
永瀬代表：大宮の個人店で4年働いたあと、ACQUA GROUPの桐也かずや社長と出会いました。そこで大宮にACQUAの店舗を出す話を聞いたんです。
僕はその当時から、「大宮を本気で変えたい」「地方ホストを盛り上げたい」という思いが強かったんです。
かずや社長も地方ホストの可能性を信じていたので、僕は『ACQUA –SAITAMA-』のオープニングメンバーとして働く決心をしました。
同店がオープンするまでの間、歌舞伎町にある『ACQUA』本店で2年間働き、その後は大宮に戻って現在に至る感じです。
本店を離れる前、かずや社長から「歌舞伎町に残るか、大宮に戻るか」の二択を迫られましたが、僕は大宮を選びました。
なぜなら、歌舞伎町で学んだことを活用できれば大宮で一番を狙えると思ったからです。
永瀬代表：2年間本店で働いてみて、歌舞伎町の売り方や女の子の人生、ホストたちの悲喜こもごもをたくさん学びました。
僕もそうですが、大宮のホストたちは歌舞伎町に対して苦手意識があると思います。
女の子から「地方よりも歌舞伎の方がいいよね」と比較されてしまうからです。
とはいえ本店にいた期間は自身のレベルアップにつながったので、良い勉強になったと思います。
永瀬代表：大宮で一番になりたいというお店はいくつかあると思いますが、僕が目指しているのは、「従業員が生き生きと働けるお店No.1」です。
数年間ホストをやっていて気づいたのですが、一流店で働くホストはキラキラと輝いていますし、その隣に座る女の子も笑顔なんですよ。
逆に、担当のホストが生き生きしていないと、女の子はその人に魅力を感じられなくなって離れてしまいます。
だから僕は、大宮で一番働きやすいお店を作ろうと思って代表になりました。従業員も女の子も満足できるようなお店を目指したいですね。
※担当：お客様が指名しているホストのこと。
永瀬代表：もちろん売上も大事ですが、個人的には「信用できる仲間がいるか・いないか」もすごく大きいと思っています。
例えば10人信用できるメンツがいて1人だけ極悪人がいたら、その店は売上が伸びないと思います。
ホストの仕事は、個人競技でありながらも団体競技の側面も強いんです。信頼できる仲間が必要不可欠と言えますね。
安心してヘルプを任せられる人、気軽に悩みを相談できる人など、信頼できる仲間がいるかどうかで、女の子の気持ちも変わってくると思いますよ。
永瀬代表：仕事内容としては幹部とほぼ変わらないんですが、店の舵取りがメインです。
僕が代表取締役として意識しているのは、従業員の行動をちゃんと見るようにすることです。わかりやすくいえば、先生のようなイメージですかね。
あとは人事として、仲間を見つける仕事も兼ねています。実は、現在働いている従業員の多くは、僕が直接面接をして見つけた人なんです。
本来は採用担当がやるべきなんですが、僕自身の目で確かめたいという気持ちがありました。
そこでかずや社長に相談して、同店の人事も兼ねる形でいまも働いています。
永瀬代表：うちの店は、僕が面接で話してみて「信用できる」と思った人だけで成り立っています。
だから、悪さをしたり仲間をだましたりする人が全くいないんですよ。
もちろん爆弾行為も起きていないので、うちは過ごしやすくて働きやすいお店だと思います。
※爆弾行為（爆弾）：ホストクラブにおける禁止行為（タブー）。
永瀬代表：そうですね。本当に安心して働ける店はメリットしかありません。
応募してくださった方が納得できるよう、こちらから出せる情報はいくらでも出すつもりです。
お店のことを包み隠さずに言えたら、安心して入店できるのではないかと思います。
永瀬代表：従業員のポテンシャルを伸ばせるところです。
その人が輝くものを持っていたら、「この子なら絶対にできる」と信じて仕事を任せています。
その例が、19歳で入ってきた子です。元々はホストとして入店したのですが数字が得意だったので、現在は内勤として売上の管理をお願いしています。
内勤の仕事は大変ですし、責任も大きいんですよ。なにせこの店の2,000～3,000万のお金を、19歳の子が管理するわけですからね。
ですが、この子が内勤になってから売上がぐんと伸びているのが現状です。彼は最年少なので個人の売上を聞きやすいのもメリットですね。
一人ひとりの才能を見つけて伸ばせば、お店に貢献できる人材になれます。だから、諦めないで一度お店に来てみてほしいですね。
永瀬代表：他人から常に見られていることを意識する育成を行っています。
具体的に言うと、自分が好きな服装やメイク、話題を突き詰めた結果、女の子が求めているものとズレてしまうといったケースです。
もちろん私生活で行うぶんには構わないのですが、ホストとしては女の子が求めているものを突き詰めるのが大事だと思います。
ただ、誰かに指摘されないとわからないこともあるじゃないですか。
だから、うちは「こうしたほうがいいんじゃない？」と気軽に言えるような雰囲気づくりを心がけています。
永瀬代表：うちは年上の従業員も多くて、僕のような年下の若造にああだこうだ言われたらストレスがたまると思います。
ただ、僕は年上でも年下でも、相手の人格を否定するような発言はしません。
従業員を率いるチームリーダーにも、言い方には十分気をつけるよう指導しています。
言い方ひとつで、従業員の働くモチベーションが決まってしまうから。だから相手が不快に感じない言い方を心がけていますね。
永瀬代表：従業員から「どうすれば売れますか？」とよく言われるんですが、僕は人間性を磨くようアドバイスしています。人柄とか質の部分ですね。
偶然だと思いますが、僕自身もかっこよく魅せる意識をしたおかげで2ヶ月連続1,100万円という売上を出せました。
人間性を磨けば必然的に売り上げにもつながるし、女の子の満足度も上がると思います。
永瀬代表：ホストを辞めた後もちゃんと生き抜けるような人材を育てることですね。
悲しい話ですが、ホストには賞味期限があると思っています。だから長く働けるという保証はできません。
年齢などの都合でホストを辞める際、その後の人生を考えられるような人材を育てる、それこそが私のミッションだと思っています。
永瀬代表： 2015年にACQUA GROUPが発足され、8年～9年ぐらいで60以上の店舗がオープン・営業しています。
グループの成長率が気になって店舗数と従業員数を年ごとに出してみたら、2015年の発足以降、店舗数も従業員数も着実に伸びているんですよ。
しかし成功の裏には絶対理由があると思うので、たとえ魅力があってもお店が従業員を大事にできているのかわかりませんよね？
そこで僕が着目したのが、給料システムなんです。従業員一人ひとりにお金を分配できているのが、ACQUA GROUPの強みだと言えます。
グループの成長ぶりと、従業員を大事にしている給料システムがメリットです。
永瀬代表：まずは、先ほど述べた給料システム。
他のお店は「小計」や「総売り」などの言葉を使っていますが、うちはわかりやすく総売りの〇%からスタートです。
63店舗あるからこそ成り立っている大手グループなので、裏を返せば従業員にお金をたくさん渡していますし経費もかけています。
もうひとつの魅力は、体入時の対応。僕は体入してくれた子に対して、お店のプレゼンを行っています。
お店の魅力や入店後の進路、メリットなどをちゃんと話してから、相手に決めてもらう感じです。
僕のプレゼンを聞いたあと、他店舗を比較してうちを選んでくれた子も何人かいますよ。
※小計：サービス料や消費税（TAX）が含まれていない金額。
※総売り：小計にサービス料や消費税（TAK）を掛けた金額。「総計」「総売上」とも。
永瀬代表：求人ページを見て連絡するまでに躊躇してしまう人もいるでしょう。
しかし、思っているほどハードルは高くないので、1回お店に来てほしいですね。
僕と話をしてみて合わないと思ったら他の店舗さんに行けばいいし、違う道を進めばいいと思いますが、とにかく飛び込んでみる勇気が肝心です。
だから、体入に来てくれた方はすごく丁寧に扱いますし、「来てくれてありがとう」と感謝の気持ちももちろんあります。ちゃんと謝礼もお渡しします。
やっぱり、人を大事にできる店を選ぶことがベストだと思います。大宮でホストをやってみたい方は、ぜひ『ACQUA -SAITAMA-』に応募してみてください。
永瀬代表：ありがとうございました！体入お待ちしております！！
＼『ACQUA -SAITAMA-』のインタビュー記事はこちら／
