今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回は歌舞伎町で数々の記録を樹立し、満を持して大宮に進出した『ACQUA -SAITAMA-』のYUSUKEさんにインタビューを決行！
ACQUAやCROWS、No9など約60以上のホストクラブを束ねる業界屈指のホストグループ・ACQUA Group。
『ACQUA -SAITAMA-』は、そんな同グループがブランドを活かしたメディア力のみならず、業界トップクラスの給料システムや待遇が揃っています。
そんな同店に移籍を決めたYUSUKEさんが、なぜ歌舞伎町から大宮という土地を選んだのか、お話をうかがってきました。
歌舞伎町で売上No.1の実績を持つ彼が大宮に見出した可能性とは……。大宮のホストクラブで働こうと考えている方必見です！
| ■プロフィール |
| 源氏名：YUSUKE ホスト歴：約16年（※2024年4月現在） 役職：幹部補佐 |
| ■在籍店舗 |
| ACQUA -SAITAMA-（埼玉県/大宮） URL：https://hostjob.jp/saitama/area32/943/ |
| ■経歴 |
| ・高校卒業と同時に歌舞伎町へ ・プレイヤーを経て一度運営へ ・ホストを一度引退し昼職へ転身 ・28歳の時に歌舞伎町でホスト復帰 ・某グループでNo.1の座に輝く ・2024年1月にACQUA -SAITAMA-入店 ・現在中心メンバーとして活躍中 |
YUSUKE：家庭の事情です。栃木の実家に帰らなければいけないことが増えたのですが、歌舞伎町から実家は距離があり、移動に時間がかかっていました。
そんな時にACQUAグループの桐也かずや社長に大宮で働かないかと声をかけてもらったんです。
今は『ACQUA -SAITAMA-』でレギュラー出勤しながら、地元にも適宜帰ることができる働きやすい環境に身をおいています。
YUSUKE：大宮ってホストとして成功できる可能性が無限大にある思っています。
まだホスト文化がそこまで根付いていないけれど、大宮ってたくさんの飲食店がある飲み屋街。女性もたくさんいる夜の街でもあります。
だからこそ、これからホストクラブの客層になり得る人を獲得できるチャンスが歌舞伎町よりもあると思っています。
大宮のホストクラブ・ホストはまだ伸びしろしかないですよ。
あと家賃もものすごく安いです。僕は新宿に住んでいましたが、当時と比べると家賃が3分の1くらいになりました（笑）
最後にアクセスでしょうか。大宮にはターミナル駅がありますからね。
埼玉の地元からあまり出たくない子や自分に歌舞伎町が合っているか不安だと言う子は、一度大宮のホストクラブを体入してみてほしいです。
YUSUKE：かずや社長の人間性に惹かれたからです。とにかく優しいんです。
かずや社長と最初に出会ったのは2020年頃。そこから今に至るまで僕は3～4店舗アクアではない別のホストクラブを経験しています。
接点こそ少ない中、今回僕の身に家庭の問題が立ちはだかった時にかずや社長は一番に声をかけてくれました。
上がちゃんとしているお店やグループって盛り上がるんですよ。社長がいなかったら僕はこのお店に入っていなかったと胸を張って言えます。
かずや社長のような、アクアを導く上の人たちの人柄でこのグループは大きくなったのだと、アクアグループの一員になって感じました。
YUSUKE：そうですね。18歳からホストを始めたので、もう歴としては16年ほどになります。
ホストをしていない期間があるとはいえ、年数で見ると長いですね。
ちなみに、歌舞伎町でホストデビューしました。
YUSUKE：僕はいわゆる進学校と呼ばれる高校に通っていたんです。普通に行けば大学、就職と進んでいきますが……。
高校生の時に「つまらない人生になりそうだな……」とふと感じ、人と違うことがしたいと思うようになりました。
そんな時にたまたま読んでいたギャル系雑誌に「ホスト稼げます！」という求人ページがあって、友達と一緒に「稼ごうぜ！」とチャレンジ。
純粋ですよね（笑）それがたまたまBJグループのホストクラブだったというわけです。
面接を申し込んだ時にスタッフさんが迎えに来てくれたんですが、その雰囲気に圧倒されてしまって……即入店しました！
最初に入ったグループでは3年かけて主任に昇り詰めました。そのあとプレイヤーから運営側に回りました。
YUSUKE：結婚したいという想いがあったので、いつかはホストを上がろうと思っていました。
ただその時はホストを上がった後のビジョンが固まりきらなかったので、一度運営経験を積んでみようと店舗運営に3年ほど従事しました。
横浜への進出に携わったり、すごく尊敬している一条ヒカルさんの管轄のお店の手伝いをしたり、運営としていろいろやらせてもらいましたね。
YUSUKE：飲食店です。フランチャイズの店長候補でした。28歳でのチャレンジ。
12月に入社して3ヶ月後に店長試験に受かったんです。こんなに簡単だったのかって正直驚きでした。
ちなみに店長試験に合格できたのは、ホストとしての経験があったからこそです。
YUSUKE：ホストとしてプレイヤーをしたり、運営として店舗管理をしたりしている中で、マネジメントを考える機会がありました。
例えば、ホストクラブで働いていた時は「いかに気持ち良く頑張ってもらえるか」「どうしたら楽しく働いてもらえるか」を考えていました。
せっかく働くなら従業員には楽しいと思ってほしいし、楽しく働いたほうが結果が出ると思っています。
モチベーションの上げ方や仕事を頑張ろうと思うような環境作りって、飲食店もホストクラブも変わらないんです。
料理は苦手でしたが、ホストの経験や考えが昼職にうまく活きて、最速で店長試験に受かったんだと思います。
この時「ホストをやって良かった」と実感しましたね！
YUSUKE：結婚しようと思っていた子とお別れしたからです。
僕にナイショで夜のお店で働いていたことが判明したんです。そこから「見返そう」と反骨精神でホスト業界に戻ってきました。
イチから頑張りたくて、あえてお世話になったBJグループではなく別グループのお店への入店を決意しました。
BJグループにいた頃のお客様とは連絡を一切取っておらず、本当にゼロからスタート。
しかも副社長がたまたま後輩だったんですが、後輩だから僕に敬語を使うわけです。
「結果を出さないと」というプレッシャーもありましたが、あえて厳しい道を選びました。僕ドＭなんですかね？（笑）
YUSUKE：はい！そのグループでは半年で売上グループ3位、本指名4位という結果を残せました。
そのあと1位を獲って、もっと大きなグループでチャレンジしたいと思い、GROUP ANARCHY（アナーキー）に移籍。
移籍後にアナーキーはエルコレに参戦したことで、エルコレグループに所属することになりました。
そこから紆余曲折あって今に至ります。
歌舞伎町にいた頃はたくさんタワーを建ててもらいました。タワーってホストにとっても姫にとっても1個の目標ですよね。
『ACQUA -SAITAMA-』でもプレイヤーたちに見せていきたいなと思っています。
YUSUKE：おっしゃる通りです！
僕には歌舞伎町で培ったノウハウがあります。そして僕以外のホストには大宮という土地で奮起してきたホストならではのやり方を知っている人が在籍しているんですよ。
両者の考えがある今の状況はかなりの強みだと思います。
たとえば大宮での月30万には、歌舞伎町でいうところの月100万と考えてそれに見合った行動をする。
文化の違いをうまく取り込むことで成長スピードが速まると思っているんです。
YUSUKE：具体例を挙げると、いろんなやり方が集まっているので、入店した子の考え方に応じて合いそうなやり方から試せるんじゃないかな。
選択肢があって恵まれている環境ですし、その成功例も見られると思います。
いうなれば正解が何個も用意されている。すごいですよね。それは結果にも表れていて、店売りもプレイヤーの成長率も良い。
元々掃除組だった子が一気に幹部補佐になった事例もありますよ！
YUSUKE：一番はつまらない嘘をつかないこと。信用を得るのは大変ですが、崩れるのは一瞬です。
女の子の中にはどんなに関係性を築いていたとしても、冷めればそれで終わりという子もいます。
だから嘘はつかない、時間を守る、見え透いた嘘でお金を使ってもらうなんてことはしないんです。
これはホストを始めた当初に先輩に教えてもらったこと。16年経った今でも守っています。
礼儀礼節、自分の素行が売上につながっていくと思います。ホストって人間性を売る仕事であり、人間性を高められる魅力的な仕事。
もちろん僕もまだまだ人間性の部分では足りない部分があります。ダメなところもたくさんあるからこそ、日々成長していかなければと思っています。
ホストは日々学ぶことが多いんですよ。それこそ入店したばかりの後輩から教えてもらうこともたくさんあります。
YUSUKE：ありがとうございます（笑）
これってチームを持って人をまとめなければいけないからこそ、特にみんなの良い面を見るようにしているからですね。
最近は朝比奈蓮夜（あさひな れんや）くんの素直さを学ばなければと思いました。彼は僕のチームメンバーで、先日掃除組から幹部補佐に上がった一人。彼って素直で良い子なんです。
だから何かミスしてしまっても誰かが助けてくれたり、許してくれたり、人に好かれたり。
素直であることにプラスはあってもマイナスはないなと。ほかにも、陰でたくさん努力している子の真似もしていかなければいけないなと思いました。
人の上に立つ分「絶対成功させたいし良い方向に導かなければならない」と構えてしまいますが、そのためにもできる限りみんなの長所に目を向けることが大事ですよね。
YUSUKE：そうですね。とはいえこれは反面教師として学びがあったからこの考えに辿り着きました。
僕は16年の間でたくさんのホストクラブを見て来ました。その中にはつぶれてしまったお店もあります。
つぶれてしまったお店の共通点って、上の人たちが独りよがりだったこと。陰でサボる、発言と行動が矛盾している……。
ミーティングで「こうしよう」と言った上の人が一番その行動をしていないなんてこともありました。
僕自身がそうなりたくないからこそ、他人の長所に目を向けて人間性を学ぶようにしているんです。
YUSUKE：成功までに細かいビジョンを描いて一つひとつクリアしていくことですね。
なぜ自分がホストをしていて、どんな風に成功したいか、指名してくれる女性に対してどんなことをしてあげたいか……。
細かくビジョンを持てたら、やっと売れるための入り口に立てます。
そこから20万、30万売れるようになると、すんなり売上が上がるんです。
YUSUKE：残念ながら、その20万、30万にいくまでに怠慢になったり、心が折れてしまったりする子は多いです。
売上というプレッシャーから目の前のシャンパンのためにしょうもない嘘をつくホストも見てきました。昨日頑張ったからとサボってしまうのもありがちなこと。
それをちゃんと乗り越えられれば伸びます。怠惰にならないためには、細かくビジョンを持つことが大事ですね。
特にイケメンな人は要注意だと思っています。イケメンってだけで時々急に売れる子っているんですよね。その分売上がガクンと落ちてしまうことも。
そこからの這い上がり方を知らないんです。ゼロから売上を上げていくのと同じ、またはそれ以上に大変だと思います。
YUSUKE：その通りです！下積みを前向きに捉えて頑張れる子が売れるのかなと思います。
心が折れそうな時も甘えない、ずるをしない、怠慢にならない。ひたむきにやっていれば、先輩であれお客様であれ、見てくれる人がいます。応援してくれる人は現れますよ。
僕も後輩がお客様と話し合って締め日にシャンパンを入れたり、頑張っている姿を見ると「何かしてあげたい」と思います。
担当ホストが頑張っている姿を見て、お客様がそのホストを応援したい、後押ししたいと思うのと同じじゃないかなと思っています。
YUSUKE：素直でいることですね。何かアドバイスしたことに対して行動してもらえると、声をかけた側は絶対味方になります。一番の味方になります。
素直になればバックアップがつきます。従業員もお客様もそう。人の絆ができるんです。
ただ素直さって年をとるとだんだんとなくなってきてしまいます。だから先ほどの話に戻りますが、年長者は素直な子を見て学ばなきゃいけないんです。
YUSUKE：2つあります。1つは努力の感覚が尋常ではないことですかね、極端な話、バグっています（笑）
一般の人が「すごいな、努力をしているな」ってことが、トップホストの「普通」なんですよね。全く苦に感じていない。努力の質が違うんです。
例えばLINEが100件溜まっていたら、普通の人ならしんどい。でもトップホストって何百件。レベルが違うな～って。
YUSUKE：同性としてかっこいいと思われる人。顔だけの話ではなく、発言・思考からかっこいいんですよね。
しかも悪い噂を聞きません。「売れているから席に全然来てくれなくて寂しい」といったことは聞いたとしても「性格が悪い」「約束を破られた」なんて話は聞かないんですよね。
人としてちゃんとしている人のほうが売れている感覚があります。良いホストには良いお客様が付くんですよね。
ちゃんとしたお客様が集まると、周りに対しても時間が使えて従業員の育成に力を入れられます。
その育成する姿に対しても、お姫様は価値を見出してくれる。良い循環ができるんです。
うちは永瀬千晶代表がそうです。代表は大宮で売上1,000万達成した人。代表がこれだけの結果を出しているのはかっこいいからだと思います。
YUSUKE：そうなんです！『ACQUA -SAITAMA-』は2023年8月にオープンして1月に新体制になり、千晶さんが代表に就任。
代表は仕事にも従業員にもしっかり向き合うタイプの人。何か問題が出てきたときも、真正面から向き合っていい店を作るためにはどうしたら良いかを考えてくれます。
それが働きやすさにつながっているんですよね。
それにうちのお店は従業員の人柄が良い。いろんなタイプのホストがいますが、人間性が素敵な子がたくさんいます。
人のために頑張る子も多いんですよ。環境としてはやりやすいですね。
仕事中はバチバチしますけど、みんなで遊ぶ機会も多いし、従業員同士の仲が良いので新しい子も馴染みやすいお店だと思います。1回来て見ると分かりますよ。
YUSUKE：もちろんです！いろんな人に可能性がありますから、難しく考える必要はありません。
世の中にはたくさんの女性がいますし、出会った数だけ自分を好きになってくれる人に会える確率は増えます。
好かれるためには、やはり人間性が大事。人間性がちゃんとしている人って応援してもらえるんですよ。やってみなきゃわからないと思うかもしれませんが、そこは僕の経験則を信じてほしいです。
働くにあたってホストクラブがどんな場所かまずは知りたいなら、僕や代表に連絡してくれれば男性であってもお客さんとして来てもらうことも可能です。
そこで入店するか決めても良いと思います。僕自身、お客さんとして3～4回くらい来店して入店を決めました！
あと歌舞伎町も良いですが、都会に疲れた、実家から出たくない、埼玉という土地が好きという方には大宮はおすすめですね（笑）
YUSUKE：夢はアクアの地方店の中で一番結果を出して、歌舞伎町と肩を並べること！
そのためにも大宮で1番をとること、知名度をあげること、2号店・3号店を出していくことを目指していきたいですね。
だからレベルの高いホストを育てたいと思っていますし、僕らの店から大宮を盛り上げていきたいです！
看板やトラックの運行も考えています。宣材写真の質も上げていきたいですね。歌舞伎町の大きなグループさんのようなドキドキする宣材写真にするのが僕の理想です！
入店したら看板やトラックに載るかもしれません（笑）
YUSUKE：こちらこそありがとうございました！
＼『ACQUA -SAITAMA-』のインタビュー記事はこちら！／
