空名刺は名前や連絡先の記入がない、誰でも使いまわしのできるお店の名刺のことです。お客さまには手書きで記入して渡します。
ホストクラブに入店したてでまだ名刺がない場合や、短期バイトで名刺を作成するまでもない場合に使うことになるでしょう。
また専用の名刺を持っている場合でも、在庫を切らしてしまっている場合は緊急で空名刺を使用することもあります。
「名刺切らしちゃったので空名刺ください」
自分専用の名刺が届くまでは空名刺で対応することになります。
ホストの名刺は作りにこだわっているものも多く、お客さまからの印象にも関わるため早めに専用の名刺に切り替えたいところ。
また、新人以外でも空名刺を使用することはあります。単純に名刺の在庫を切らしてしまった場合のほか、初回荒らしや問題のありそうなお客さまなどに当たった際は、指名を避けるためにあえて印象の悪い空名刺を渡すことも。
慣れているお客さまは後者を疑うこともあるため、他意がない場合は素直に名刺切れを申告しておくと良いでしょう。
