今話題のホストさんをご紹介する本シリーズ。
今回は元芸人という異色の経歴を持つ大阪ミナミのホスト・りゅうやさんにインタビューを決行しました。
芸人からなぜホストに転身したのか、ホストとしてどのような人生を歩んできたのか、そして約70弱のホストクラブを見てきたりゅうやさんに在籍するホストクラブ『BLEACH』の良さをお話しいただきました。
ちなみに、同店はカリスマホストの八乙女壱護さんが率いており、「#成り上がり」のキャッチコピーで今ミナミでトップクラスの勢いのあるホストクラブです。
この記事を読めば「BLEACHってどんなお店なんだろう」「BLEACHではどんな人が働いているんだろう」といった疑問も解決しますよ!
■プロフィール |
源氏名:りゅうや ホスト歴:6年 役職:チーフ |
■在籍店舗 |
BLEACH(大阪/ミナミ) URL:https://hostjob.jp/osaka/area80/981/ |
■最高売上 |
550万 |
■経歴 |
・NSC大阪に入学 ・芸人を2年続け引退、23歳でホストデビュー ・中洲で3ヶ月連続売上No.1、代表を経験 ・現在は大阪ミナミ『BLEACH』チーフとして活躍中 |
りゅうや:ホスト歴は2023年12月時点で6年です。
23歳でホスト業界に飛び込みました。最初は大阪ミナミのホストクラブにいて、その後中洲、そして今また大阪ミナミに戻ってきました。
ホストになる前までは芸人をやっていましたね。吉本興業の芸人養成所のNSC大阪にいました。卒業した後は2年ほど芸人、1年ほど居酒屋で働いてからホストになりました。
りゅうや:1番はお金です。当時は全くお金がありませんでした。
今の状況よりホストの下積みのほうがマシという考えからでしたが、実際芸人よりもホストのほうが頑張れたんですよ。
だからこそ中洲で代表としてホストクラブを出店したり、今のお店でも評価してもらって役職なしから一気にチーフという立場になれたりしたんだと思います。
りゅうや:ホストのほうが楽しいと感じたからです。
特にホスト業界は男同士の競争社会という感じで、勝ち負けを決めるために努力して、その末に勝利できた時は格別な喜びがありますね。
もともとスポーツをしていたので競争は好きなほうだったんです。
競争心があったり負けず嫌いな人はホストに向いていると思いますよ。
りゅうや:「自分だったら絶対できる」と思い込みます。
ホストをやっていると気持ちが沈んでしまうこともありますが、「自分だったら絶対できる」と思うと復活が早い気がします。ポジティブに考える、言ってしまえば自己暗示はめちゃくちゃ大事です。
僕は「自分だったら絶対できる」と思うと、「落ち込む時間がもったいない」という思考に切り替わるんです。僕自身も病んだことはありますが、病んだ状態で生まれるものって何にもなかったんです。
だから切り替えるためにも「自分はできる」と思い込むんです。
もちろん髪色を変えたり、髪型を変えたり、服装を変えてみたりすることもします。見た目を変えると「早く仕事に行きたいな」と前向きになれますね。
感情のセルフコントロールはホストだけではなくすべての仕事にも通じると思います。
りゅうや:そうですね。過去には3ヶ月連続で売上No.1を取ったことがあります。
最高売上は550万円。歌舞伎町やミナミといったホストクラブ激戦区と比べるとまだまだですが、当時の中洲で考えるとトップのほうにいたと思います。
りゅうや:そうですね。昔と比にならないくらい生活に余裕は出ました。何十倍も違います。
ただお金の価値観に対してはあまり変わらず……ホストの中では堅実なタイプだと思います。仕事につながるような、身に付けるものにはお金をかけますが、それ以外は堅実的にやりくりしています。
りゅうや:はい!ホストとして自分の見せ方はとても大事です。
売れっ子ホストほど自己投資はちゃんとしている人が多いですし、良いものを着ると“売れている”ように見えるので身なりにこだわるに越したことはありません。
女の子にお金を使いたいと思われる「価値がある男」を演出するのに、ブランドの服やアクセサリーは欠かせませんからね。
実際に後輩ホストにも「売れているように見えたほうが仕事しやすいよ」と伝えています。
りゅうや:僕は元々芸人だったので「来てくれたら絶対楽しませる!」という気持ちでお客様と向き合っています。
基本的にはトークがメインですが、芸人なので体を張ることもありますね(笑)
たぶんホストの仕事に就くことを迷っている人って「俺はトーク力がないからな……」と思って、なかなか体験入店や応募に踏み出せないと思うんですが、実際はホストになってからトーク力が身に付いた人のほうが多い気がします。
ホストって一生使える「人と人との会話力」が身に付く仕事だと思うんですよ。人との会話のスキルは死ぬまで使えます。
ホストになれば自然とトークスキルは上がっていくと思うので、応募前や入店直後は心配せず一生懸命やることのほうが大事ですよ。
りゅうや:はい、僕はしっかり飲みます。ただ『BLEACH』ではお酒が飲めなくても僕みたいなタイプがサポートしています!
実際未成年のホストもいますし、お酒を飲むというのはあくまでもホストの見せ方のひとつ。だから無理して飲む必要はないと思います。
ちなみに『BLEACH』は、過去色んなホストクラブを回ってきた中で初回の質が良いなと思いました。飲み直ししてくれる子が多いんですよ!
1,000円という初回料金を打ち出しているホストクラブが周りに多い中、3,000円という少し高めの設定が初回の質を高めているのかなと。
初回の質が良い、飲み直しをしてくれるお客様が多い、これらはプラスに捉えるとチャンスがあると言えます。これから入店する子の中から、スターが生まれるかもしれませんね!
りゅうや:もちろんです!『BLEACH』の強みのひとつが教育です。
『BLEACH』は聞いたら答えが返ってくる環境なんですよ。僕も八乙女壱護社長から「聞かれたら答えてあげて」と頼まれています。
ホストが売れる一番の近道は売れている人に聞くことですからね。活発に従業員同士のコミュニケーションが行き交うからこそ、何かわからないことや悩みがあれば相談しやすいです。
実際未経験から売れた晴というホストは、いろんな人に話しを聞いて結果を出していますよ。
りゅうや:働くお店選びの基準は「お金で選ぶか」「人で選ぶか」がほとんどだと思います。
給料体制がめちゃくちゃ良かったら人が悪くても続けられるし、給料体制が良くなくても人が良ければがむしゃらで頑張れると思うんです。
でも『BLEACH』ってお金も人も、両方揃っている環境なんですよ。いろんなお店を回ってきた僕が言うんですから本当です(笑)
りゅうや:本入店してちゃんと籍を置いていたのは5~6店舗、体入(体験入店)も含めると60店舗くらいはあるかな?
そんな僕から見て『BLEACH』は本当に給料体制も働く仲間も最高です。お店はしっかりしているし、お給料もかなりの額を受け取れるんです。
りゅうや:そうですね。八乙女壱護社長は、自分とはレベルが一回り違う人でずっと尊敬しています。
壱護社長とは『BLEACH』の前に在籍していたホストクラブで出会いました。というのもそのお店が壱護社長の弟さんがいらっしゃって、たまたま壱護社長と話す機会があったんです。
その時に移籍を誘われて正直迷ったのですが、「この人についていったら間違いない」と思ったので移籍を決断しました。壱護社長はそれくらい人望が厚い人。すごい人ですよ。
社長は僕ら従業員を裏切らないんです。そして頑張った分だけステージを用意してくれるんです。
『BLEACH』は未来の見える場所。だからもし大阪のミナミでホストに挑戦するなら、ぜひ『BLEACH』に体入(体験入店)に来てほしいです!
りゅうや:僕の今の目標は、『BLEACH』が店舗展開された時にその新しいお店を任せられること。
壱護社長は店舗展開を考えていると思うんです。だから1店舗任せてもらえるように、これからも『BLEACH』のためにも頑張りたいです。
りゅうや:ありがとうございました!